2013年03月28日

ぎじんオケ Part2

えーと、気付いたらもう3月も終わっちゃいますねぇ。
年度末という事でバタバタしておりますが、まぁ元気でやっております。

ベトプロも無くなって(とか言いつつ、実は復活しますよっと・・・これはまた後日)、音楽活動とかなんもないなぁ、とかいう話かと思ったら、実は昨年もやりました「ぎじんオケ」ってやつをですね、今年もやっちゃいました。

ちょっと自分自身の中での区切りも付けるという意味も込めて、ちょっと振り返ってみます。


<そもそもぎじんオケとは何か>

まぁ詳しい経緯は http://www18.atwiki.jp/gijin_oke/ をご覧いただくとして。
言っちゃうと、私が酔っ払ってTwitterで呟いた「ブラームスの交響曲第2番がすげーいい曲、どっかでおれに振らしてくんねーかなー」というのが、どういうわけか24時間後に本当にオーケストラが出来ちゃって、というまぁお祭りオケですw

一発オケ、って言われますが、いわゆる一発オケとはちょっと違って、むしろ「一日オケ」という方が正しいのかも。
事前準備とかはまぁあるにせよ、実際に集まって練習して本番というのを一日でやるわけで(それも2曲もやっちゃう)、まぁ無謀な企画です。
それでも人が集まっちゃうんですよねぇ。
今回も結局70人くらい集まっちゃってるわけで、もうなんかいろいろ凄いですw
なんで集まるんだろうなぁ(苦笑)・・・主催しててアレですが、よくわからないですw

それでですね、昨年3月に行われたぎじんオケですが、どういうわけかいろいろあって、今年もやる事になり、3/24に彩の国さいたま芸術劇場の大練習室で行われました。
曲はドヴォルザークの新世界とブラームスの交響曲第4番。
難曲でしたねぇ・・・・無謀さここに極まれり、みたいな(苦笑)。


<なんで二回目やっちゃったの?>
いや、実はもうやる気はありませんでした、本当に。
自分の名前を冠してるオケ企画なんて、お祭り企画といえどもそう何度もやるものじゃないと思ってるし、なにより恥ずかしいw
自分がプロとか、アマチュアでも指揮者としてコンスタントに活動しているんならまだしも、指揮は盛岡でやってたベートーヴェン・プロジェクトでやってるだけで、1年に一回くらいしか本番をやってないわけですよ。
それも、地元である程度顔なじみのメンバーと一緒にやる、というのと違って、住んでまだ1年も経たない東京という土地で、それもほとんどが「はじめまして!」な人で構成されているオーケストラ!
こんなの普通有り得なくて、本当に奇跡のような出来事でした。ありがとうございました本当に。
一回目は物珍しさでお集まりいただけたのかもしれないので、あそこで終われば「いやー昔こんなのがあってさーあはははは」という話だったわけですよ。

なんで二回目やったんだろうなぁ・・・。
本当にねぇ、なんでやったんでしょうねぇ・・・。

・・・まぁやっぱり「人と人とが繋がる面白さ」というところなんだろうなぁ、と振り返ってみて思います。

私自身は、インターネットが各家庭に入り始めた頃(まだ「テレホーダイ」とかの時間帯に、モデムでぴーがー言いながら28.8kbpsとかで頑張ってた時代ですよ)、オーボエのホームページを開設して、岩手みたいな田舎に住みながらも一時期はオーボエ吹きとして、良くも悪くも名前が知れ渡ってしまっていたという経験をしております。
いろいろあったけれど、その時につながった人たちはいまでも付き合いがある人たくさんいるし、未だに「あのぎじんさんですか????」とか見知らぬ人に言われたりもして。


そうした経験もあるので、まだ顔も見たことがない人達と、リアルな世界で実際に繋がる機会を持てる、それも大好きな音楽という言語を通して、っていうのはやっぱりその当時と同じく「面白い」んですねー。

他の誰もがやった事の無い、たったひとりのつぶやきから、音楽好きが集まってオーケストラができちゃった、というその奇跡的な話って、もう本当おもしろいですよね。
その面白い事を、もう一度体験してもいいかも、いや、したいかも、と思っちゃったんだろうな、と。

なので、「おかわり!」という思いで、「ぎじんオケ Part2」をやっちゃいました。


<当日に向けて>
前回はノリでオーケストラになりましたけど、二回目も同じようなやりかた、ってのはまぁ難しいですよね。
なので、より一層ネット側の機能にたおしました。
まずメンバー公募についてはZussarというネット上のサービスを利用して、公募を行いました。
これ、実に便利でして、今回はやりませんでしたが、集金代行もしてくれるんですよね。
参加費とか決めてたら、参加した人にページ経由で支払をしてもらう事も可能だったりして、今後の可能性をちょっと感じましたね。
しかも、誰が登録してるか、とかも見えるので、透明性が増して実にいい感じ。

指揮者の指示、というほどたいしたものじゃないですが、曲へのアプローチについてはTwitterを使って私の方でスコアを読んだ内容をガツガツ書いたりもしました。
楽譜はIMSLPからダウンロードしてもらったし、ボウイングなどは弦楽器の取りまとめな皆さんがmeityなどを使って意思疎通を図ってくれました。

それから運営系の打合せもメールかDirectMessageか電話。
実質、運営系のメンバーとはほとんど顔を合わせる事なく、当日を迎えています。
(会計まわりでみやさんと一度だけ直接お会いしてお話しましたね。でもそれだけ。)

本番当日まで、TwitterのIDとかでしかメンバーが分からない状態ですからねぇ。
みんなどんな人達なのかも分からずに当日集まる。
果たして俺の指揮は見てくれるのか。
というか俺なんかでいいのか?とかまぁいろいろ考えていると物凄く緊張して、何度ももクロに走ったことか(え?)。

<感想>
えーと、当日のいろんな場面についてはまぁいろいろ思うところはあるのですが、個別に書いていくとキリがないので、感想をまとめて。

メンバーの7割は「はじめまして!」だったんですよね。
それで2曲とも止まらずに最後までいきました!
これだけでもはっきりいって凄いことだと思います。
ものすごく皆さん上手で、なんなんでしょうね、もう凄いんですよ。
一番ダメダメだったのは多分私ですね・・・いやぁ、ご迷惑をおかけしましたマジで。
練習だけで相当疲れちゃいまして、ちょっと本番で集中力が切れてしまう(個人的にね)瞬間があって、本当に申し訳なかったと思います。
でも、一日オケとして、最後まで通った上、おそろしく感動的な瞬間がいくつもあった事は、まさに奇跡だったと思っています。
本当にありがとうございました。


<ぎじんオケ、という催し物への思い>
ここからは私個人のひとりごとを。。。

えーと、このオケに関しては結果を全く求めていません。
そういう趣旨じゃないですしね。
完成度を求めず、奏者の皆さんにも、「人と合わせる」という事以上に、「個人個人が思いを込めて演奏してみたら合っちゃった」という体験が出来る事を理想と思っていました。
そしてその理想の瞬間は、思った以上にありましたよね。

「なんであんな無茶苦茶な解釈なの?」とか思われた方も多いかもしれませんが、それはこの「理想の瞬間」を作るためでもあったりします。

そもそもこういう企画オケで、予定調和な演奏だったらやる意味ないと思っています。
いや真面目な話。

だいたいにして、一日でオケ曲をやる、という事自体、狂気の沙汰ではないわけですよ。
(まして2曲も!!!)
でも「それをやる」からこの企画は面白い、という事だと思っていて。
この「ありえない感覚」というのは、やっている人間の集中力を上げていきます。
もっと皆さんが演奏しやすいテンポとか、合わせやすい音楽作りとか、やり方はいっぱいあるのですが、そういうのを捨てるところからスタートしている、というのは、参加された皆さんはお分かりになるのではないでしょうか。
このオケは、あの無茶苦茶な解釈による演奏において「こんなのおかしいだろ」とか「弾けない!」とかで諦めてしまったら全然楽しくないと思います。
「おいおいまじかよ!」と苦笑しながらも、とりあえず一心不乱についていく。
自分の持っている力をフルに使って、というのが、このオケの演奏における楽しさであり、集中力の源泉なのだと思っています。

でもあまりに無茶苦茶すぎたら、説得力が無いわけで。
なので説得力が必要になります。
これはもう圧倒的に作曲家。
指揮者の力じゃなく、作曲家の力。
ドヴォルザークやブラームスの力に本当に助けていただきました。
曲の力があるからこそ、皆さんがついてこれたのだと思っています。

指揮者の能力は、そう考えるとそんなに重要じゃないのだと思っていて。
(こういう企画オケの場合、ですよ)
私自身の指揮者としての能力って普通以下だと思っていて、ただ好き放題に指揮棒を振り回してるだけの、マニアな音楽好きなだけなんですよ(苦笑)。
私が出来るのは「音楽が好きなんだ」という事を体現する事だけ。
それだけをなんとか頑張って伝えたつもり。
伝わっていたかどうかは自分では評価が難しいところですが・・・。
止まらずに曲が通った、という事は、参加された皆さんの素晴らしさであり、作曲家による曲の素晴らしさのおかげなのだと思っています。


・・・実はちゃんと時間をかけて演奏会にむけて、というような場合は、私の解釈(こういう表現が正しいかどうかはさておき)は全く別物だったりします。
指揮の仕方も多分全然違うんじゃないかなぁ、とか。

# いつかブラームス、シューマン、ドヴォルザークは、時間をかけて
# 演奏出来る機会があったらいいな、と個人的には思っています



皆さんの反応があんなに良くて、正直驚いています。
録音や録画も上がっておりまして、一応ざっと見聞きしました。
私にとってあの録音や録画は「ドキュメンタリー」であり、結果ではありません。
結果、というのは、あの時に演奏したあの瞬間の、皆さんと私の心の中に湧き上がった「楽しい!」という感情なんだと思っているからです。
本当に楽しかったです。
ありがとうございました。


<次・・・・>
あぁ、次ですか。
ぎじんオケ Part3ですか。
無いですよ(笑)。
やるつもりないです、今のところ。

まぁ前回も同じ事言ってますけど、先のことはわかりません。
またやりたくなるかもしれません。
でもまぁオケは私一人では出来ないですしね。
私自身、また指揮がしたくなって、やりたい曲があって、皆さんのお声もいただきながら、タイミングとして盛り上がって「よしやろう!」という気になる時がもしあれば(それが何年あとのことかはわかりませんし、一生こないのかもしれませんが)、またご一緒出来たら嬉しいな、と思っています。

長文になってしまいました。
なんにしても、とても楽しい時間を過ごせました。
お付き合い頂きました皆様、本当に本当にありがとうございました。

またどこかでご一緒出来る事がありましたら、よろしくお願いします。
ラベル:ぎじんオケ
posted by ぎじん at 23:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月17日

ベトプロ中止のお知らせ

2002年から続けてきましたベートーヴェン・プロジェクト。
今年、2012年3月に第7回の演奏会を無事に終えておりました。
2013年3月に第8回の演奏会を企画しておりましたが・・・諸事情により中止とさせていただきます。


いろんな理由はあるのですが、それら一つ一つの理由が合わさって、今回の決断に至りました。
今回の演奏会のみ中止という事ではなく、ベートーヴェン・プロジェクトそのものを中止とし、プロジェクトオーケストラも解散という形を取ります。
長く応援いただきました皆様、参加いただきました皆様には本当に申し訳ない限りです。
あと2回だったんですけどね。

それにしても、指揮なんて誰にも習ってない、独学だけで棒をただ振り回してるだけの似非指揮者についてきていただいた仲間たちのおかげで、7回も演奏会を開催することができたという事は、私にとっては一生の宝であります。
本当にありがとうございました。

指揮活動をする場もないことですし、私自身は指揮者としての活動をする予定はありませんが、また仲間でいろんな話をしていくなかで、そういう流れになったらば、是非続きをやりたいと思っています。
(そういう意味では、3/25に行われる「ぎじんオケ第二回」は最後の機会と思っていますw)

それが何十年後になるかもしれませんが、そのときはまたみんなでワイワイ楽しくできたらな、とおもいます。

本当にありがとうございました。
posted by ぎじん at 22:35| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月01日

ぎじんオケを終えて

あれ、3月ももう終わるのか・・・あっという間の2011年度。
いよいよ2012年度なのね。

で、3/25にぎじんオケの演奏会をやりました。
演奏会、っていうにはまたちょっと不思議な感じなんですが・・・。

ある日、Twitterで酔っ払って「ブラームスの2番が指揮したい」ってつぶやいたら、翌朝にはオケが出来てた、という話がありまして。
ブラームスどころかシューマンもやる事になり(何故か)。
両作曲家の交響曲第2番を、午前練習午後本番、という文字通り「一日でやっちゃう」オケ演奏会でした。

経緯はこちらをどうぞ。
http://togetter.com/li/217393

http://togetter.com/li/217466



演奏会と言いつつも、会場がオペラシティの地下大リハーサル室だったもので、電波も入らず入場制限もガチガチで、とりあえずまぁみんなで合奏を楽しんだ、という感じですかね。



で。
ほとんどの皆さんが私は「はじめまして!」だったんですよ。
なので、数日前から緊張しちゃって・・・。
前日なんてほとんど眠れなかった・・・。


当日、実際にあつまってみて、皆さんの顔を見ながらまずシューマンの練習。
4楽章を通してみたら、なんと通っちゃった!
みんなこの曲が好きなんだなー、というのと、とにかくみんな上手なんですよね。
すげーなーみんな。

それにしても時間が無いw
90分練習出来た?出来てない?そんな感じで終了。
一楽章なんて一回通して「じゃ、あとは本番よろしく!」ですよwww

次はブラームス。
これは一楽章から順番にやってみる感じ。
で、やっぱり4楽章で時間が足りないwww


もうね、指揮してるこっちも一生懸命!
汗だくになりながら、力入っちゃってついつい・・・。
(シューマンとブラームスの間で左足からお尻にかけてツッちゃって・・・痛かった・・・)

お昼ごはんを食べようと思いつつ、全然食欲が出ず、おにぎり1個。
あとはレッドブルでドーピングwww


さて本番。
シューマン。
チューニング終えて指揮台に立ってみたら演奏者から拍手をいただく。
なんか不思議な感覚www


レッドブルが災いしてか、冒頭のテンポが自分でも変に速く振り出してしまい、金管と弦楽器の間にテンポの溝を作ってしまう。
これは完全に指揮者の私のせいでございます・・・ごめんなさい。

事故はいろいろありつつも、なんとか止まらずに曲が進むし、ちゃんとこちらの意図を汲んでくれる演奏者の皆様。
どんどん楽しくなってくる(笑)。

1楽章は尻上がりに良くなっていく感じでしたね。
やっぱりちょっと硬かった冒頭から、どんどん音楽が前に向いていく感覚。
ワクワクしながら指揮してました。
いやー、本当にいい曲だなー。

2楽章、テンポの切り替わりがうまくいっていないのは完全に棒の責任です。
皆さんの責任じゃないので。
でもこれ、本当に止まらずに音楽が進んで良かった!!!

3楽章に入って。
3楽章を指揮しながら、なんというか、音楽に入り込む瞬間が何回かあって、猛烈に感動しちゃって、自然に涙が出てきて。
指揮しながら感動したのは、ベトプロで田園を指揮した時以来かな。
振り終えた時に猛烈に感激して涙が出てきたのを思い出した。
今回シューマンの3楽章でそれをものすごく感じて。
汗なんだか鼻水なんだか涙なんだかよくわからず、ぐしゃぐしゃになりながら指揮してました。

4楽章に入って、みんなが本当に楽しそうで。
かくいう自分も楽しくなっちゃって。
最後大振りしすぎて意図してないところでテンポ緩めちゃってラストのティンパニの入りに影響を与えてしまったのも私の責任。
あぁごめんなさい本当に・・・。

それでもラストに向けてシューマンが思いの丈をぶつけていく感じが曲から感じ取れて、みんなの気持ちも盛り上がっていくのがわかって、これまた泣きそうになったなー。
素晴らしい時間!!!!
本当に楽しい時間でした。
シューマンという作曲家の心の部分に、ほんの少しだけ触れられた気がしました。
皆さんブラボー!



長めの休憩の後、ブラームス。

この曲は本当に大好きだったんですけど、自分が指揮するなんて本当に考えてもいなかったから、スコアを読み始めた時には困惑。
ブラームスのスコアって、複雑なんです、なんか。
シューマンの方がスッと自分に入り込んでくるのに、ブラームスのスコアは、読んでてもなかなか自分に入り込んで来ない。
何度読んでも「???」と。
オーボエでこの曲をやった事はあって、その時はそんな風に思わなかったんだけど、なんでなんだろうか。

それでも読んでいくうちにだんだん「あー、こういう事か」と理解が進んで、ようやく指揮出来る気がしてきましたね。

で、本番。
木管とホルンのメンツがガラリと変わり、金管のローテーションも変わってます。
弦楽器もプルトやパートの変更があったりして、これまたちょっと新鮮な気分で。

1楽章、テンポを速くする事でヘミオラを強調するという事をやりたかったのですが、やっぱり後で録音を聞き直すと、速いが故に失われている部分もいくつかあったりして、これはまだまだ自分の研究の足りなさだなぁ、と反省。
でも、こういっちゃなんですが、良い演奏でした。
長い一楽章、しかもリピートする、というのは結構たいへんなのですが、ちゃんと音楽が呼吸をしていた、と自負しています。
気持よかったし、楽しかった。
2楽章は指揮出来るかどうかが不安な楽章でしたけれど、なんとか気持ちも棒に乗せれたし、振り間違えた箇所はいくつかあるけれど(笑)、事故に繋がらなかったので良かった事にします(笑)。
3楽章も少し速めのテンポでしたが、ちゃんと雰囲気が出ていました。
素晴らしい。
途中のテンポ変わるところがどうなるか、と思いましたが、乗り切りましたね。すばらしい!

4楽章ですねぇ・・・いやー、楽しかったのですすみませんwww
かなり強引なテンポ設定もあったり、指揮者が熱くなりすぎて演奏者が力んでしまう、という部分はあるにせよ、私はとにかく楽しかったです!
この楽章を指揮出来るだけでも、個人的にはものすごく嬉しかった!
もう最後はどうやって指揮してたかも全然覚えて無いwww

(いちろーさんがiPadで録画してた「指揮者カメラ」にも、ブラームスの4楽章は入ってない)


こうして、バタバタとしながら本番を終えたのでした。
もうね、クッタクタwww
全身の筋肉痛は木曜日まで続いてましたよww
(それは筋肉痛じゃないのでは?とかいう話もあるけれど)


集まっていただいた皆様のおかげ。
私はただただ皆様の演奏に、気持よく指揮棒を合わせて振ったというような状態です。
一生の思い出。
ありがとうございました。

考えてみると、世界でも多分いないんじゃないですかね。
自分のツイートでオケが出来て、人が集まって演奏までやっちゃう、なんて。

ある意味で一番インターネットの恩恵を受けている、そんな人間なのかもしれません。


関わった全ての皆様に感謝。
もう次は無いと思いますが、またどこかで皆様とご一緒出来るのを楽しみにしております。

ありがとうございました。
posted by ぎじん at 00:17| 岩手 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月11日

ベトプロ終了!

あ、ベトプロからもう一週間経っちゃった(苦笑)。

先週の日曜日、あっという間にベートーヴェン・プロジェクトの第7回演奏会は終わりました。
楽しかった!

今回は演奏のレベルも高かったのでは。
まぁ一番影響したのは藤村先生の参加。
ソロヴァイオリンの素晴らしさは、息を呑むようでした。

交響曲第7番はえらく盛り上がって、アンコールに4楽章の途中から再度演奏(しかもテンポ上げたり)とかw
お客様にも楽しんでいただけたようで、ブラボーも飛び(過去には1番、5番の時にブラボーいただいてます)、今回はアンコールの後にスタンディングオベーションしてくださったお客様もいて、これまた感激でした。

来場者数は過去最大と思われます。
300部パンフレット作って、足りなくなっていますので。
公式発表として300人、ってしてますが、もっと多かったのでは?

今回は震災に向けた募金も実施しています。
まだ数えていませんが、お札を沢山持ってきてくださった方もいらっしゃいました。
善意ですから金額が問題ではありませんが、素直に「素晴らしい」と思います。
ご協力ありがとうございました。


ここからは個人的なお話を。
昨年、ベトプロが終わって一週間と経たないうちに、あの震災がありました。
震災の話はまた後で改めますが、1つだけ触れなくてはいけない事があります。

あの震災で、メンバーは多かれ少なかれみんな影響を受けました。
その中の一人のメンバーが、津波で楽器を流されています。


その子は毎年このベトプロに参加する事をとても楽しみにしてくれていました。
楽器がなくなった時に、まっさきに「ベトプロに出れない」と思ったそうです。
そして周囲の方々の協力で楽器を借りられた時に、まっさきに「ベトプロに出られる!」と思ったそうです。


その話を人づてに聞いていた私は、絶対にベトプロはやらなきゃいけないな、と心に誓いました。
9月に転職したりして、正直言うとかなりギリギリだったんです。
その辺りの私の話はさておき。

今回7番をやるし、ヴァイオリン協奏曲で藤村先生にも弾いていただけるし、転職もしちゃってなかなか練習に通うのも難しい(そして何より運営が難しい)し、今年でベトプロは無期限休養かなぁ、とか、マジメに思ってました。

でも、この子の話が頭をよぎって、やっぱりやらなきゃいかん!と。
で、本番前に「引き続きやりますからね!」と宣言して本番。

本番はもうね、楽しくて仕方なかったです。
協奏曲は「こんな近くで先生のヴァイオリンソロを聞けて役得〜!」と思ったしw
交響曲は「指揮者の私がこんなに好き放題やっていいんかいな」というくらい飛んだり跳ねたりしてましたw

いやー、本当に楽しかった!
やっぱり音楽って、イイネ!!!!!!!!


本番が終わった後、その子がお手紙をくれまして。
今回の演奏会に出られた事が本当に嬉しかった、という事が、とても感情こめられて書いてあり、その内容に、楽屋で号泣・・・。



本当にいろんな人に助けられて、今回の演奏会が出来ました。
関わった皆様、本当に本当にありがとうございました!




posted by ぎじん at 01:36| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月26日

ベートーヴェン・プロジェクト第7回演奏会に向けて

えーと、気付いてたら誕生日(2/14)過ぎて、37歳になってました。
年月の流れるのは早いなぁ、と。
転職してからもうすぐ半年、震災からもうすぐ一年。

で、前回のベトプロからもう1年近くが経っているわけですね。
第6回が終わってから一週間と経たずにあの震災があったため、第6回の演奏会における感慨に耽る暇もありませんでした。



はたして演奏会は出来るのか???


・・・といういろんな人達からのご心配もありましたが、なんとか開催にこぎつけました。



ベートーヴェン・プロジェクト第7回演奏会

日付: 2012年3月4日(日)
時間: 14:00開演 (13:30開場)
場所: キャラホール(都南文化会館大ホール)
曲目:ヴァイオリン協奏曲
   交響曲第7番
   (以上ベートーヴェン作曲)
演奏: Beethoven Project Orchestra
独奏: 藤村政芳
(東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者)
指揮: 佐藤義仁


入場無料です!

で、全然宣伝が追いついておりません!
チラシはこちらからダウンロードできますので、是非皆様、クチコミで宣伝活動にご協力くださいませ!
http://dl.dropbox.com/u/406600/chirashi.pdf


なお、この演奏会は「録音や写真撮影、録画とかは大いに結構」という不思議な演奏会であります(笑)。
もちろん周囲のお客様のご迷惑にならないように、という事ではありますが。

主催側ではあえてネット中継等は行いませんが、おいでになられた方でもし中継される方がいらっしゃいましたら、止めません!
どんどんやってください(笑)。



今回は練習時間もあまり取れず、トータルで4回の練習となりました(うち三回は一回あたり2時間だった)。
その分4回目の今日は丸一日練習しまして、さすがに疲れました。
ソリストの藤村先生もおいでになり、はじめてソリストとの合わせ(前の週にw)。
先生の素晴らしい独奏に、指揮者の私がついていくのがやっと、という状態ですが、オーケストラが食らいついていき、とても素晴らしい演奏になると思います。
無料でこの演奏が聞けるだけでもかなりお得だと思います(いやマジで)。

交響曲も、ある程度の傷は曲がカバーしてくれますね、さすがベートーヴェン!
ソリストの藤村先生も2ndVnとして乗ってくださる(!)ので、これまた凄い事になってます(笑)。

オーケストラのメンバーも素晴らしい仲間が揃ってくれて、今から本番が楽しみです!
是非皆様、足をお運びいただければ嬉しく思います!



なお、当日は東日本大震災復興支援として募金箱を設置します。
メンバーの中には楽器を津波で流されてしまったりした方もおりますし、友人知人を亡くされた方もおります。
かくいう私も。

あれから一年近く経つ今だからこそ、改めてあの日の事を思いながら、前を向いて立ち向かえるエネルギーを少しでも皆様と生み出せればいいな、と思っております。


ということで、演奏会の宣伝でした!
posted by ぎじん at 22:34| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

スコアの読み方

昨夜は更新せずに寝てしまった(寝落ち・・・)ので、昨夜書いていたものをアップ。

一応アマチュアながらも指揮棒なんて振っている(といっても年に1,2回だけど)もんで、演奏会の前にはスコア(総譜)を読み込むという作業をしています。
3月にベトプロ(Vn協奏曲と交響曲第7番)や「ぎじんオケ」(シューマンとブラームスそれぞれの交響曲第2番)なんかがあって、このスコア読みをスタートさせているところです。

ところでこの「スコア」っていうやつを、普通はどう読むものなんですかね。
私はピアノ以外は独学なもので、もうずっと自己流でやってきています。
吹奏楽の指揮をしていた頃も、オケをこうして指揮するようになっても、誰かが教えてくれるわけでもないので、試行錯誤しながらとりあえず今は自分のスタイルのようなものを作っています。
でももっと効率的なやり方があったりするんじゃね?とかまぁいろいろあるのですが・・・。

で、恥をさらす覚悟で、自分のスコアの読み方についてちょっと書いてみます。
まぁ「こんなやり方もあるのね」程度に読んでもらえれば。

まず大前提として、スコアを読み始めたら音源は聴きません。
ベートーヴェンのVn協奏曲と交響曲第7番、シューマンとブラームスそれぞれの交響曲第2番については、全くCDとか聴いてない状況です。
ただ、読み始める前にはそれなりに聴きます。
集中してガッツリ聴く、というよりは、もうすぐ聴けなくなる時期に入るから、という程度。
ただ同じ作曲家の他の曲は聴いたりしますよ。
でもまぁスコア勉強してるのとはあまり直接的に関係のないものを聴くことが多いのですが。


さて、スコアの版を選ぶとかそういう話はここではとりあえず置いておいて。

スコアを目の前に置いたら、とりあえず一ページ一ページ「眺めます」。
ガッツリ音を拾うというよりは、写真集を見るかのようにぱらぱらぱらぱらめくって眺めます。
模様を覚える、というか、そういう感じなのかな。
で、それを1週間くらいかけて行います。

こうすると、なんとなく図形が頭の中に焼き付けられます。



で、ようやく楽譜を読み始めるのですが、最初にオーボエの部分だけを読んでいきます。
これは私がオーボエ吹きだから、というのが大きいのですが、自分が奏者だったらこの楽譜だけみたときに最初にどういう印象を持ってどうやって演奏するかなー、とか。
で、オーボエが休みの部分は他のどの部分を聴くのがいいかなー、とか思いながら読みます。
これはまぁ2日程度あればいいかな。

次に、スコアの一番下、コントラバスのパート譜を読みます。
吹奏楽の時はチューバ譜を読んでました。
これは私がチューバ吹きでもあったからww
オーボエの時と同じような感じで。
これは1日くらいで流しちゃいます(ごめんなさい)。

次に、ティンパニ譜を読みます。
オケでは特に。
これも1日くらいで流しちゃいます。


ここまできてから、ようやく曲の構成を読み始めます。
一楽章がソナタ形式だとして、提示部は?展開部は?再現部は?とか。
全曲の速度表示を追いながら、曲の構造をなんとなく理解しておきます。


で、あとは時間の許す限りメトロノームとか使って時間軸の中で何度も何度も繰り返してスコアを読んでいきます。
声部ごとに着目しながら読むとか、掛け合いがどうなっているか読むとか。
ここがとっても時間かかるのですけどね。

まぁだいたい2ヶ月くらいかけてスコアを読む感じです。

あとは作曲家に関する文献とか曲の成り立ちとかの資料を探して読んでみるとかいう時間もあるのですが、ここはスコアを読むという技術的側面とは違う話かな、と思うのでここでは割愛。



最終的には自分が「理解できているかどうか」だと思っているのですが、なかなか曲を理解するのは難しいです。
本番の段階で指揮者は曲を100%理解してのぞまなきゃ、とは思うのですが、過去を紐解いてもそこまでは出来ていないです。
ごめんなさい。
なので、私は指揮者ではなく指揮パートだよなぁ、とつくづく思うわけです。
私が指揮する演奏会の場合、「おや?」と思うところがあったらそこは指揮者の未熟な点だと思ってもらえれば。
奏者の皆様には本当に助けられてるなぁ、と思いますマジで。


もっといいやり方があるのかもしれないですし、例えばピアノを使って和声を確認しながら、とかやるのかもしれないのですが、まぁほとんど頭の中で鳴らしてる感じです。
何しろ職場への移動時間とか、喫茶店とかで読むことがほとんどなんで、自宅でスコア読むとかほとんどやらないんですよ、自分。
隙間の時間でスコア読む、というのが(結婚して子どもが生まれてから特に)スタイルとして確立しちゃってます。

今は妻子と離れて一人暮らしではありますが、自宅では家のことをやったり、本を読んだり、仕事のことを考えるのがメインで、音楽のことは本当に隙間の時間でやってるなぁ、と。


ま、あまり参考にならないと思いますが、今の時点で自分がやっている「スコアの読み方」の紹介でした。
posted by ぎじん at 09:27| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月09日

ベトプロ第6回目、無事に終了!!!

演奏会が終わって少し時間が空きましたが、気持ちも落ち着いたので改めて。

無事に第6回の演奏会を終えることが出来ました。
これもメンバーはじめ、聴きに来てくださった皆様、実現に際してご尽力いただきました皆様、そして何よりもこのような曲を作曲してくださった作曲家自身に感謝します。
ありがとうございました。


2002年からスタートしたこのプロジェクトも、気付けばもう6回目。
足掛け10年で6曲、というのはまぁ計算が合わなかったりもするのですが、それは置いておいて。

当初からこの「田園」という曲は、鬼門だとずっと考えておりました。
(打ち上げの席でコンマスも言ってましたけど)
ただでさえ演奏するのが困難なこの曲を、さらに難しくしてしまった(ボウイング、テンポ指示など)わけで、よくぞあそこまで演奏してくださった、とメンバーには本当に驚嘆させられました。
素晴らしい。


正直に言うと、田園はあまり思い入れがある曲ではありません。
子供の頃はあまり好きな曲ではなかったし、年齢重ねてようやく聴けるようになっても、それほど真面目に(失礼)聴く気にならない曲でした。

今回取り上げるにあたっても、ほとんど録音は聴かず、スコアだけで頑張りました。
思い入れのない(失礼)曲って、他の演奏を聞くとどうしてもそっちに寄っていってしまうもので・・。

そして今回はさらにヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲版。
いやー、これまた全く聴いたこと無い曲。
曲の存在は知っていたのですが、音源もほとんどないわけで、もう今年はまったくまっさらで勝負しましょ、と。



・・・・これがまぁ大変だったわけですよ。
今年はまた仕事もいい感じに忙しくなっていて、加えて息子もパワフルになってきたもので、週末とか夜に自分の時間がなかなかとれないわけでして・・・。



練習でも実際の響きを聴いてみると「あぁ、そういう事なのか」とわかることが多くて、軌道修正を何度も何度も繰り返してしまい、メンバーには迷惑をかけました。

それでも、コンセプトはほとんど一緒でやってきたプロジェクトだけに、みんなこのプロジェクトでやってるベートーヴェンの語法処理が身についてきている様子。
楽譜にスタッカートがついていなかったら極端にベタ弾きしてみるとか、ボウイングは基本的に弓順とか。
まぁそれが、ただでさえ難しい田園という曲をより一層難しくしてしまったわけで・・・すまんです、本当に・・・。




本番については、実はあまり覚えていません(笑)。
いろんな事故はありましたし、素晴らしい瞬間もたくさんたくさんありました。

ただ、言えることは、田園が終わった後、とめどなく涙が溢れてきてしまった、という事。
もちろん指揮をしながら感動していたんだけれど、最後の響きが鳴り響いた後、もうほんとに止まらなくなっちゃって。
自分でも驚いて、逃げるように楽屋に入って、号泣しておりました。



なんかもっといろいろ書きたいんだけれど、もうね、なんというか、空っぽになっちゃってwwwww




それから今回は遠方からもたくさんの方が聴きにいらしてくださいました。
粒オケあんど粒ボエな皆様(一番遠くは岡山から!!!!!)、本当にありがとうございました!




おわりに。

メンバーが録音してくれた当日の演奏録音を
https://public.me.com/gijin/
にあげておきました。

MP3ファイルです。
興味ある方はPC等でダウンロードしてみてください。

過去の録音もちょっと整理して上げていきたいと思います。




そしてそしてそして!!!!!

来年の日程が決まりました!!!!

2012年3月4日(日) キャラホールにて 14:00開演!
曲目
 ヴァイオリン協奏曲
 交響曲第7番

ソリストは、東京フィルハーモニー交響楽団の2ndVn首席、藤村先生にお願いしております。
もちろん来年も入場無料!

さ、また一年頑張っていきまっせー!!!!

posted by ぎじん at 00:04| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月07日

ベトプロ終了

ベトプロ第六回演奏会、無事に終了しました。

感想とかは後で改めます。
なんで、ひとまず粒オケな方が(わざわざ関東よりいらっしゃってくれました!)当日中継してくれましたものが見られますので、ご紹介。
1から8まであります!

http://bit.ly/gsasNl

雰囲気は伝わると思います!

取り急ぎ報告まで。
posted by ぎじん at 22:48| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月27日

ベトプロメンバーへ諸連絡

ベトプロメンバーの皆様への諸連絡です。

前日、当日の動きについてまとめました。

(PCで見れる方は
http://dl.dropbox.com/u/406600/bpro.pdf
で見られます)

5日(マリオス第一リハーサル室)
17:30 ティンパニ搬出(岩手大学管弦楽団様よりお借りします)
17:30 練習会場に入れます
18:15 ミーティング
18:30 交響曲(楽章順)
20:00 ピアノ協奏曲(楽章順)
21:15 終了
※この日、一旦ティンパニを岩手大学様に返却します。

6日
8:30 岩手大学様でティンパニ借用(予定)
9:10 集合、ミーティング
※舞台設営は前日夜の催し物の状態をそのまま使いますので、
椅子や譜面台等の設置のみの予定です(ひな壇は使い回し)。
ピアノ協奏曲(楽章順)
交響曲(楽章順)
12:00 終了、昼休憩
12:00 ピアノ調律(一時間程度)・・・ホールでの音だし禁止
13:30 開場
14:00 開演
16:00 終演(予定)
18:00 打ち上げ(予定)

ティンパニ運搬について
5日の17:30からティンパニを岩手大学管弦楽団様よりお借りします。
またその日の夜 に一旦返却し、翌朝またお借りします。
また6日の17:30頃には返却の予定です。
ご都合のつく方々のご協力をお願いいたします。

弁当代等について
お弁当代金は徴収しません(参加費に含む)。 打ち上げ代金は別途徴収します(場所等未定)。


服装について
男女とも上下黒(男性は黒蝶ネクタイ)

その他
当日受付2名ならびに駐車場係3名がお手伝いで入りますのでお願いいたします。
posted by ぎじん at 18:06| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月23日

ベトプロのご案内

演奏会のご案内

私が主宰、指揮する演奏会のご案内です。
皆様のお越しをお待ちしております。

日時:2011年3月6日(日) 14:00開演(13:30開場)

場所:都南文化会館大ホール(キャラホール)
http://www.mfca.jp/institution/kyarahall/index.html

http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=キャラホール&sll=39.560177,141.277313&sspn=0.673362,1.274414&ie=UTF8&cid=39652520,141154855,11621131492187158209&ll=39.662601,141.159039&spn=0.023126,0.048923&z=14&iwloc=A&source=embed

曲目:ピアノ協奏曲 Op.61a(Vn協奏曲の作曲者自身によるピアノ編曲版)
   交響曲第6番 Op.68 「田園」
   (以上、ベートーヴェン作曲)

独奏:桜野杏里
指揮:佐藤義仁
演奏:ベートーヴェン・プロジェクト・オーケストラ

入場無料
(整理券等もございません。当日お気軽にお越し下さい)

ベートーヴェン・プロジェクトとは、2001年に発足したプロジェクトです。
一年に一曲ずつ、ベートーヴェンの交響曲を順番に演奏していく、というもので、今回が6回目となります。
メンバーは、WTB合奏団、岩手県民オーケストラ、北上フィルハーモニー管弦楽団、岩手大学管弦楽団、岩手医科大学管弦楽団など、岩手県内のアマチュア奏者を中心とした臨時編成オーケストラです。
(県外からの参加者も多数いらっしゃいます)

既成のベートーヴェンのイメージにとらわれず、新鮮な気持ちで楽譜に当たりながら、新たな発見を目指すものです。
「こんなものはベートーヴェンではない」とお怒りになる方もいらっしゃるかと存じますが、あくまで一つの可能性としてお楽しみいただければ幸いです。

これまでに交響曲の他、ピアノ協奏曲も取り上げて参りました。
昨年行われた第5回の演奏会で、番号付きのピアノ協奏曲は5曲すべて終えました。
ですがベートーヴェンにはもう一曲、ピアノ協奏曲が存在します。
それが今回取り上げる「ピアノ協奏曲 Op.61a」です。
もともとはベートーヴェン自身による名曲「ヴァイオリン協奏曲」なのですが、これを作曲者自身がピアノ協奏曲に編曲しました。
オーケストラのパート譜はヴァイオリン協奏曲と同じなのですが、ピアノ独奏譜はヴァイオリン独奏譜をベースにしながら、まるで最初からピアノ曲として書かれたかのような、すばらしい楽譜になっています。
また、ベートーヴェンはヴァイオリン協奏曲ではカデンツァを書きませんでしたが、このピアノ協奏曲にはカデンツァを書いています。
しかも何故か「ティンパニ」まで出てくるという、既存の協奏曲カデンツァでは考えられないような「冒険」までしています。

なかなか演奏される事の少ない曲ですが、是非皆様には体感いただければと存じます。

そしてメインの交響曲第6番。
副題として「田園」とついていますが、これは作曲者自身によってつけられています。
(「運命」は作曲者自身はつけていない)
いわゆる「運命」と同時並行で作られたこの曲ですが、実は先に作曲が終わったのはこの「田園」の方でした。
出版の関係で番号が逆になってしまいましたが、本来であれば
・交響曲第5番「田園」
・交響曲第6番(運命)
となっていたわけで、もしそうなっていたらこれらの曲の評価もどうなっていたのかな、と想像を働かせてしまいます。
順番から考えれば、ピッコロやトロンボーンが入った最初の曲は、実はこの「田園」であります。
そう考えるとこの曲は、それ以降の「交響曲」と呼ばれるジャンルに大きな影響を及ぼしました。
・楽章ごとに標題がついている
・全5楽章(それまでは3とか4楽章構成)
・3楽章以降が切れ目無くつなげられて演奏される
後世の作品には割と見られるこれらの話は、実はこの「田園」によってはじめて成された、と言ってよいと思います。
それだけ当時は前衛的な作品だったわけです。

個人的には最終楽章に「牧歌」が置かれている事に非常に着目しています。
バロック音楽などでは、キリスト生誕を祝うという意味でこの「牧歌」を使う文化があり(コレルリのクリスマス協奏曲など)、その文化を知った上で何故ベートーヴェンが最後に牧歌を持ってきたのか。
彼自身はキリスト教徒であったというわけではないようですし、果たしてどういう意図があったのか。
その辺りにも思いを馳せて頂ければまた違った楽しみが、あるかと思います。


また当日は指揮者による楽曲解説も演奏前に企画しております。
クラシックをあまり聴かない方も、是非足をお運びいただき、クラシック音楽のLiveを体感頂ければ幸いです。

以上、よろしくお願いいたします。


※発足が「2011年」と記載されていましたが、2001年の誤りです。お詫びして訂正します。
posted by ぎじん at 07:54| 岩手 | Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

2/13の練習について

2/13は10:00〜16:00までの予定で、西部公民館で練習が行われます。

練習日程は次の通り。

10:00〜12:00 ピアノ協奏曲(ソリストと合わせ)
13:00〜14:30 交響曲(3〜5楽章)
14:40〜16:00 交響曲(1,2楽章)

です。
トロンボーンな方々の出番は13:00〜14:30でお願いします。
(出番少なくてすみません)


また、ティンパニの輸送もあります。
今回は岩手大学管弦楽団様よりティンパニをお借りします。
可能な方は8:30に岩手大学さんサークル棟へお手伝いに来ていただけると非常に助かります!

また、各パートの名簿につきましても一旦今度の練習で集めますのでお願いします。

なお、譜面台は備え付けのものがありますが、足りない可能性もあるので、一応お持ちいただければ助かります。


以上、よろしくお願いします。
posted by ぎじん at 23:06| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月29日

ベトプロの事務連絡

こちらの更新が滞っていてすみません。

ホールへの申請手続き(使用料の支払い含む)が完了しましたので、大々的に宣伝が可能になりました。

まず、今後の練習についてです。

2/6(日)13:00〜16:30 上田公民館ホール(田園 3,4,5楽章を中心)
2/13(日)10:00〜16:30 西部公民館音楽室(ピ協、田園)
2/20(日)13:00〜16:30 上田公民館リハーサル室(ピ協)
2/26(土)18:30〜20:45 西部公民館音楽室(田園)
3/5(土)18:30〜21:30 盛岡市民文化ホール(マリオス)第一リハーサル室(ピ協、田園) 
3/6(日)9:00〜17:00 キャラホール(本番)

前日練習場所としてマリオスが取れましたので、そこで細かく練習します(ゲネプロではなく)。
当日午前中はホールセッティングと一回通す(通さないかも)程度で終わらせる予定です。

今年は指揮者が異様に細かく指示をしています。
練習に参加出来ていない皆様、練習参加されている方から情報を仕入れておいてください。
(テンポや強弱にかなり「手が」入っています)

管打楽器については練習の中で指示をしていきます。
事前にここのBlogでお知らせ出来る部分はそうしていきますね。

それからチラシについてです。
PDFで作成しました。
ダウンロードして自由に印刷して使ってください。

http://dl.dropbox.com/u/406600/chirashi.pdf

運営費用の事もありますもので、大量に印刷して・・・という事は主宰側では行いません。
すみません。

また、もう少ししましたら昨年の「御芳名帳」に住所記載いただきました方々へ、今回の演奏会の案内を手紙で出す事にしています。
2月に入りましたら順次送付します。

各種媒体への宣伝依頼も実施していきます。
「ここにも案内を!」というものがありましたらお知らせください。

今週は練習がありませんのでゆっくりおやすみいただき、次回2月6日の練習でお会いしましょう!
posted by ぎじん at 23:00| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月08日

初練習について

関係者各位

ぎじんです。
今年もどうぞよろしくお願いします。

今日はベトプロの一回目練習です。
18:30合奏スタートですので、よろしくです。会場は18:00から使えます。
上田公民館ホール。
WTBの名前で借りてます。
譜面台を忘れずに。

コンチェルト、シンフォニーの順番でます通してみて、シンフォニーから返してやってみます。

道路があまりよくないですが、どうぞ気をつけて!
posted by ぎじん at 12:26| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月05日

ベトプロ練習日程!

ベトプロ関係者各位。

ベトプロの練習日程が決まりました。
年内は練習なしですが、年明けの練習は次の通りとなります。

1/8(土)18:30〜20:45 上田公民館ホール(ピ協、田園)
1/16(日)13:00〜16:30 キャラホールリハーサル室(田園)
1/22(土)18:30〜20:45 上田公民館ホール(ピ協)
2/6(日)13:00〜16:30 上田公民館ホール(田園)
2/13(日)10:00〜16:30 西部公民館音楽室(ピ協、田園)
2/20(日)13:00〜16:30 上田公民館リハーサル室(ピ協)
2/26(土)18:30〜20:45 西部公民館音楽室(田園)
3/5(土)18:30〜20:45 場所未定
3/6(日)9:00〜17:00 キャラホール(本番)

今年は前日キャラホールで催し物があり、会場が全く取れませんでした。
現在どこで練習出来るか調整中です。
(予算とか楽器運搬の事も含めて・・・うーん、参った・・・)

そのため、3/6の朝にセッティングをして・・・という状況ですので、結構今年は当日バタバタの予定です・・・。
(楽器運搬等も含めて)

以上、よろしくお願いします。
posted by ぎじん at 20:53| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月23日

久々に・・・

ありゃりゃ、相当Blogの更新があいちゃいましたね。

11月に入ってからいろいろと周りに変化がありまして、その変化に対応(というか対応「しないようにしなきゃいけない」案件もあったりして)するので精一杯でした。

仕事はまぁいろいろありました。
これからもいろいろあります(断言)。
結構シビアな交渉事が増える予想。

おかげさまでご指名いただいてお仕事する事も増えました。
結局仕事においても人と人とのつながり、という事ですね。
ありがたい事です。

ここにきてようやく、というか、自分に足りている物、足りていない物、というのが見えはじめてきました。
こういうのが見えてくると、実はすごく楽になります。
足りる足りないの議論の根底には「こうなりたい、という自分」があるわけで。
それがわかって初めて「足りている」とか「足りていない」が定量的に見えてきますね。
そうじゃなければどんどん精神論に・・・いや、精神論もある程度は必要なのかもしれませんけど。

趣味な方は、これまたいろいろと。
オーボエに限って言えば、11月7日に北上フィルさんの演奏会に出させていただき、これをもってオケ奏者としての活動に一旦区切りをつけました。
大多数が関わるオーケストラという場面において、なかなか練習に出られない、なかなか個人練習もままならない、という状態では、ベストパフォーマンスを出すのは難しい、と判断しました。
その分、比較的少人数で行う方の活動は増やそうかな、とか。
(自分でコントロール出来る、というのがミソです)

指揮活動についても、今はベートーヴェン・プロジェクトに一本化しておりますので。
で、3月に田園をやるわけですが、ようやくほそぼそと準備を・・・という段階。
今月中にはいろんな事を決めて、来月の声を聞いたら一気に動こうと思います。
練習そのものは年が明けてから集中的に、だろうなぁ。
年内はできても一回程度の練習だと思います。
2月のどこかで一日練習つくって・・・かな。

家族は相変わらず楽しく生活しとります(笑)。
息子ももう気付けば4歳です。
3月には5歳。はやいなー、本当に。
愛犬含めて、妻子ともども楽しくやっとります。

・・・というような日記を、iPadで(それもiOS4.2にアップデート済)。
アップデートしたらすごく使いやすくなったなー、iPad。
特にBluetoothのキーボードの反応がすごくよくなった!!!
これなら長文タイプもイラつかない!!!!

さ、勤労感謝の日、今日はタイヤ交換しよーっと。
posted by ぎじん at 10:03| 岩手 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月21日

粒オケ練習参加してきました

えーと、事後報告です。
3/19の夜、出張のついでですがTwitterオケ(通称粒オケ)の初練習に参加してきました。

一応仮想オケという事ですから、メンバーはかなりの数ですが、実際のリアル演奏会に参加するオーボエパートの人数は私も含めて5名(うち1名はスケジュールの関係で参加が流動的)。

曲目は、ワーグナーのマイスタージンガー前奏曲とブラームスの交響曲第1番。
ローテーションは世話役(オーケストラの運営を取り仕切っている皆様)から発表されているので、まずはそのシフトで。
私はどちらも1アシだったのですが、いろいろあってシンフォニーは2アシで吹いてみました。


まず直前に自宅で時間を作ってさらってみたのですが、これがまぁ全然吹けなくて(笑)。
とにかく音のつながりが悪くって、かすりまくるんですよ。
かなりブルーになってました(ってか今年初練習ですから当然っちゃー当然・・・2ヶ月も楽器に触ってなかったわけですし)。

で、当日も東京入りしてすぐに、昼食もそこそこにカラオケ店に入り1時間程度オーボエ吹いてみましたが状況は変わらず。


・・・仕事が終わったあとの時間を利用して、猛ダッシュで池袋のヨーゼフへ向かい、アトリエでリードを調達しようと店内へ。
そしたらF店長(すげー久しぶり)がいらっしゃって、「ぎじんさん、楽器みますよー」と。

・・・戻ってきたF店長。

「下管がすげー狂ってました」

マジすかっ(笑)!!!!
そうか、楽器の調整の可能性をなぜ考えなかったのだ!!!

で、吹いてみたら、まるで別の楽器でした(笑)。
もう自由自在。
あぁ、そうだ、PEGASOのこの感覚に惚れてこの楽器買ったんだったー、みたいな(笑)。


で、喜び勇んで(そして猛ダッシュで)新宿文化センターへ向かいました。
たまたま入り口付近でメンバーな方々(MさんとかTさんとか)とお会い出来まして。
「間に合って良かったですねー」と(いやー本当に・・・)。

受付をするんですが、何しろみんなリアルで会うのは初めてな人たち。
自分のIDをいうとみんな「おーーーーっ!」みたいな(笑)。
で相手のIDを聞いてこっちも「おーーーーーっ!」みたいな(笑)。

そんな楽しい瞬間を何度か繰り返しつつ、自席のセッティングして楽器を出して音出し。
両隣の女性ボエ奏者はとにかく上手!!!
お二人の方向性はまた違うのですけれど、でもねぇ、とにかく「底力」が違うのですよ。
失礼ながら、オーボエ吹きって割と「底力」が足りない人が(私を筆頭に)結構多い気が。
音程が取れない、音色にばらつきがある、リズム感がない、ちりめんビブラートが多い(自分の事)。
このお二人、そしてあとからいらっしゃったNさん(後述)には全くそれがございません。
こういう底力って、地味な基礎練習や場数を多く踏むことによって得られるわけですが、みなさん百戦錬磨な感覚ですよね。
なんてレベルの高いパート!!!!
私は肩身が狭くなりました(けっこうマジで)。
ヨーゼフで吹いた時の「あぁ、自由自在」とか言ってた自分を思い出して激しく赤面www

少し遅れてNさんも到着。
Nさんは今回マイスタージンガーとブラームス両方1stなんですが、すごいなー、マジで。
まずパワーに驚きました。
パワフルなんだけれど、繊細。
ブラームスはさすがに疲れが見えて(当然です!!!!)、フレージングが一部惜しかった部分はありましたけれど、とてもじゃないですが私は遙か隣で聞きながら「うーむ・・・凄い!」と口に出しちゃいました(笑)。
間違いなく、合奏の中で音楽をリードしていったのはNさんだったと思います。
(少なくとも木管に対する求心力はすごかった)


そしてオーボエパートの面々を見て一番思った事は「発信能力のすごさ」。
オーボエを通した主張の強さが(強弱や質の違いはあったにしても)みなさんすごい!
あまりお話する時間がなかったにも関わらず、練習中に4人が4人、オーボエで会話してるような不思議な感覚でした(笑)。
だから、なんというか、合奏が終わった後の4人の心の通じあい方は異常でしたよね(笑)。

で、個人的には今回の練習に参加されなかったH県のSさんなんかも同じような香りがすると思っているので、きっとすぐになじむことでしょう(笑)。


なんにしろ、私はとにかく刺激を受けまくったのでした。
久しぶりにオーボエ熱に火がつきました。
どうにかして練習時間を捻出して、一日一回でもいいから楽器に触る(音を出さなくても)時間を作ろう!
そしてやっぱりHINKEからやり直そう!

・・・ってか粒オケしかオーボエの本番がない、っていう状況を打破するか・・・。
妻の伴奏でオーボエリサイタルでもやろうかなー(冗談)。

posted by ぎじん at 14:05| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベトプロ6回目日程決定

早速ですが、次回ベートーヴェン・プロジェクトの日程が決まりました。

日時:2011年 3月6日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:キャラホール

曲目:
ピアノ協奏曲ニ長調(ヴァイオリン協奏曲の作曲者自身によるピアノ編曲版)
交響曲第6番「田園」

入場無料


楽譜等手配済みです。
どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。

posted by ぎじん at 10:13| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月10日

次の話

「次」の話。

仕事においては次どころか今時点でもうヘコみまくる内容の話ばっかりなんですけど(あまりの不甲斐なさに泣けてくる夜もある)、音楽活動の話をば。


まず今後決まっている演奏なんですけれど

・4月下旬・・・某学会での演奏(指揮&オーボエか?)
・8月9日・・・2289oke演奏会(市川にて!)
・8月末か9月頭・・・沿岸北部の某町中学校吹奏楽部の演奏会にソロ(秋の独り言)で参加するかも???

だけなんですねぇ(笑)。

某学会では編成も小さいということで、モーツァルトのオーボエ四重奏なんかやったら面白いかも?とか思ってるんですがどうですかねぇ。
2289okeではブラームスの1番とマイスタージンガー。
2アシくらいでヨロシコ(誰に言ってるんだ)。
あとはベトプロの第6回演奏会なんですが、別のオケとか、Vn協奏曲のソリストの都合とかも考えていて、最悪一年あけるかも???という状況です。
我らがF先生にメールは送りましたが・・・果たして・・・。
(あとはなまはげオケさんの状況を見て判断、ですな)

ただ、先日の打ち上げでWTB合奏団再結成(ってか解散してないから!)という話もちょっとありまして。
チャイコの弦セレをベトプロで、みたいな話に・・・ってそりゃ「チャイプロ」だろーが(笑)!

あー、でもWTB合奏団はまたやりたいなー。
WTB合奏団の本番には私は乗れない(オーボエ協奏曲とかやれば話は別だけど)のですが、練習を一緒に作っていく楽しさがいいよなー、とか。
事務系に専念できるというのもあって、それはそれで楽しいのです(MCも担当するし)。
指揮しなくていい、っていうのもいいね(笑)。

WTB合奏団プレゼンツ「弦セレの夕べ」っていいなー(きっと日曜の午後にやるから「夕べ」じゃないんだけど)。
チャイコの弦セレはやっぱり「原点」ですからねぇ。
飲み会の席ではチャイコ、エルガー、スーク(!)とか挙がってたなー。
そしたらロビーでオーボエ吹こう(笑)。


そういえば、今年は岩手大学管弦楽団さんのサマコンはやっぱりやるみたいですね。
本番の回数が多い、ってのはいいことだと思います!
なかなか大変だとは思いますが頑張ってくださいねー!


そういえば今日の岩手日報夕刊にベトプロの記事が載ってました。
「技術的なミスはあったが、意欲は買いたい」
おおう(笑)・・・。

でもさすが日報さんで、こちらの意図している「可能性の提示」についてちゃんと記事にしてくれていました。
ともすれば「名曲プログラム」と思われがちな「皇帝」&「運命」というプログラムですけど、そこにこめられた意図をこうしてちゃんと新聞で示してもらえるのは非常にありがたいと思っております。


打ち止め、といいつつ結局またちょっとベトプロの話題だったりしますが、今回の演奏会を聴いてくださった方々が口々におっしゃるのは「運命という曲に対する認識が変わった」という事。
なかなか「運命」というネーミングについては戻すことは難しいのかもしれない(私は「運命」って呼びたく無い派)のですが、それでもあの曲がずーっと(不幸にも)持ち続けている「重苦しい」雰囲気について、「もしかしたらそうじゃないのかもしれない」って思ってもらえた事は、このプロジェクトをやってきての、一番大きな喜びです。
なんといってもこの曲の印象がそのまんまベートーヴェンの印象に繋がってるわけですからね。


実は基本的なコンセプトは初回からずっと一貫してまして、重苦しい表現というものを排した演奏をずっとずっと心がけてきました。
というか、楽譜通り演奏するとそんなに重くないんですよ、ベートーヴェンって。
なので、連続して聞いていただいている方には、昨年の4番がちゃんと「流れの中の一曲」である事を認識してもらえたし、エロイカから4番、そして5番、6番「田園」・・・と続いていく流れはとても自然に感じられるはずです。


日報さんの記事にも書いていただいておりましたが、今回この曲を演奏した事で、このプロジェクトのコンセプトを逆にはっきりと打ち出せたのではないか、と思っています。

以前の日記にも「聴衆教育」っていう事を書きましたが、やはり聴いてくださる方が、ただ単に「あぁいい演奏だったなー」と帰ってもらうだけではなく、何か新しい発見を心にとどめてもらえたら、と思うのです。
きっと今回の演奏会を聞いてくださった方は、交響曲第5番を聴くときには今回の演奏会の事をふっと思い出してもらえるのではないか、と思っています。

・・・果たして「田園」はどうなんでしょうか。
一般の方が思っている「田園」の印象と、私たちの演奏の印象は果たして違うのか。
それとも同じなのか。

ま、それは実演をどうぞお楽しみに(笑)。
posted by ぎじん at 17:35| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月09日

落ち着いたのでベトプロ感想

昨日は人として全く役立たずになってしまったもので、お休みをいただきました(体調も悪かったし)。

なんというか、空っぽになった、というのが正しいかも。
Twitterも全然やる気が起きなかったし、起きているのも辛く、トイレに行くのですらどーでもいい、と思うような、すっかり「抜け殻」のような状況。


それでもなんとか奮い立たせて夜は子供とお風呂に入ったり、双六やって遊んだりして気持ちを戻しました。

ちなみに、奥様のお父上が録画してくれたベトプロのホームビデオを見まして。
いやいや、これはなかなか良い演奏だったんではないですかね。
確かにミスはたくさんありました(笑)。
完成度、っていう観点から見れば、いろんな意味でボロボロだったわけですが、でも全体の統一感というか、方向性というか、主張がここまではっきり現れた演奏会、というのも(少なくとも私の記憶には)あまり無いものだったと思います。



指揮者、というとちょっと語弊があるのですが、指揮パートをつとめさせていただいた立場から少し今回の演奏会の感想を書きます。

まず、前日の練習なんですが、これはもう「あぁ、今年は本当にダメかもしれん」という状況でした(苦笑)。
ピアノ協奏曲の方はまだ良かったんですよ。
ただ音量のバランスが全然作れなくて、ピアノとオケのバランスがあまり良くなかったんです。
修正する時間はあまり無かったんですが、とりあえずワンスルーして細かい部分は当日の午前中だなー、みたいな。

問題はシンフォニー。
はっきり言うと、シンフォニーは全然ダメダメで、音は鳴らない、つなぎが上手くいかない、テンポは定まらない、で結局何が言いたかったの?という演奏になっておりました。
9割指揮パートのせいなんですが(苦笑)、残り1割はやっぱりホールの響きに慣れていないという事。
ホールの響きの関係で、私の提示しているテンポだと「みんなモヤモヤしてしまう」という大問題が残ります。
かといってテンポを落としてしまうと全体にみなぎる(はずの)覇気が薄れてしまい、安全運転になってしまいます。
そこがすごーーーーーく難しかった!

そして諸々の問題を抱えつつ、前日は終了。
帰ってからスコアを確認する暇もなく、子供を寝かしつけたりいろいろしてから、パンフレットの原稿をまとめて、翌日の受付へ渡す各種資料をまとめて、コンビニへGo!
パンフレットは300部印刷しました。
昨年が140人の入場だったし、今年もそんなに変わらないよな、とか思いつつ、曲が曲だから、と300部。

就寝したのは2:00過ぎでした。


で、翌朝。
バタバタと準備をしてホールへ行き、いよいよ当日の練習。
おろ?なんか昨日より良くなってる???
さすがのベトプロメンバーです。
個々の技術的問題ってのがだいぶ解消された他に、前日練習でホールの響きとかにすっかり慣れてくれた様子。
いやー、本当にありがたい!

コンチェルト、シンフォニーともにテンポが定まって、いよいよ本番!!!

本番前にテレビ都南さんのインタビューを受け(テレビ都南さんで本番の様子が流れるようです)、関係者の方とも少しお話をして、こちらもようやく(ヲイ)本番モードへ移行。


そしていよいよ本番が始まりました。

スーパーコンマスのWくんがピアノでAをだしてチューニング。
袖でソリストであるマイミクannさんとたわいもない会話(何話したか覚えてない)。
そしてステージへ!

お、昨年よりお客さん入ってる!!!!
(270名前後でした)

拍手を受け、指揮台に立ち、ソリストを見て、いよいよコンチェルトのスタートです!

振り下ろして出た音にビックリ(笑)!
な、なんだか今までよりずっといい音で出てる!!!
これだからこのオケは怖い!
本番になるとまるで別のオケに豹変しますからね(笑)!

ピアノとの冒頭のやり取りが終わり、いよいよオケによる主題の演奏・・・なんですが、どういうわけかなんかメンバーのテンションが高い(笑)!
なんというか、ちょっと手綱を緩めると、グングン加速していってしまいそうな、そんな危うい感覚を受けました。
こ、これじゃピアノが大変なことになっちゃう!と思い、しっかりと拍節を刻む事に。
み、みんな、お願いだから落ち着けっ(笑)!!!

とはいえ、響きというか音量というか・・・みんな練習の5割増でしょ(笑)。
後で聞いたらannさんもオケの響きに圧倒されたようです。
指揮とソリストが驚く、っていうのもなんか不思議な話ですけど(笑)。


テンポがだいぶ落ち着きましたが、全体的に早めのテンポだったので、きっとソロに入ってからテンポ落とすんだろうなぁ、とか思ったら、「あ、そのまま行っちゃった」みたいな(笑)。

ということで、実は一楽章は指揮者としてはすごくドキドキしながらやっていたのです。
でも、その高揚感(ピアノ、オケともに)がこっちにグングン迫ってきて、不覚にも一楽章を指揮しながら涙が溢れてきたのでした。

そして一楽章が終わり、二楽章へ。
ゆったりめに歌い始めたオケに負けじと、これまたゆったりと歌い始めるピアノ。
中間部で木管がその旋律を受け継ぐのですが、なんとピアノがここでさらにテンポをぐっと落としました。
(これは効果絶大!)
ですが、個人的にはちょっとビックリ(笑)してしまい、指揮棒持ってたら逆に合わせられないかも、と指揮棒を置きました(これが結果的にどういう影響を及ぼしたのか、は実はよくわかってない)。
それでもとても美しいメロディをずーーーっと繊細に紡いでいって、3楽章へのブリッジ部へ。
ここで弦楽器のピチカートが4拍目の裏で「ポン」とピチカートを弾きます。
それを聴いて、ソリストはさらにそれの裏でアウフタクトの音を弾きます。
そして3楽章のメロディがゆったりと提示される、すごくきれいな部分。

私はもうそれまでの旋律の中ですっかりその世界に浸りながら、淡々と指揮を振っていました。
そしていよいよピチカートのタイミング。
ここだなっ、えいっ


・・・


・・・


・・・ん?


・・・・オケのピチカートが鳴らない!!!!!

も、もしかして振り間違えた????

一気に吹き出る汗(笑)!!!!

慌ててコンマスをチラ見してみると、コンマスも構えてはいるもののみんな停止(笑)!
ど、どうしよう???もう一回振ればみんな出る?出るよね?出した方がいいよね???


・・・ポロンっ・・・・


ソリストがオケを待たずにアウフタクトを弾いてくれました。
た、助かったっ!!!!!!!!
きっとオケのメンバー全員がそう思ったことでしょう(笑)!!!!


いやーーーー、本当に助かったなー!!!!


・・・と思っていましたが、実はよくよく考えると、この長い瞬間もずっと音を伸ばしていなきゃいけない人が・・・。

そう、ホルンの皆様!!!!
も、申し訳ありませんでしたーーーー!!!!!
(それでもホルンの皆様はちゃーーーーーんと長く伸ばしてくれて、3楽章に突入してもずっと伸ばしてくれていました・・・ありがとうございました・・・)


そして3楽章に入って。
あとはもう楽しいだけでした。
この曲のリズムに乗っていき、とても楽しい時間をみんなと共有できました。
一箇所、いつもうまく行かない箇所があり、本番でもうまくいかなくて思わず首をひねってしまったのですけど(ヲイ)、本当にリズムが生き生きとしていて、とても楽しい楽章でした。


少し巻き気味に曲を終えて、ソリストと握手をしながら「あ、これでピアノ協奏曲全5曲が完結したのかぁ・・・」と感慨深いモノを感じました。
考えてみればこのプロジェクトは我々とannさんの出会いによって出来たもので、彼女がいなかったらそもそもこんなプロジェクトは夢物語にしか過ぎなかったのです。
そう思うと、急に泣けてきて、ステージ袖では本当に涙が止まりませんでした。



休憩を挟んで、後半。
指揮者によるプレトークということで、プロジェクトの事や配置の事、交響曲第5番に関するウンチク(笑)を少しお話しました。
ちなみにカンペはiPhoneだったりします(笑)。
そのままTwitterで「プレトーク、なう」とか書けば面白かったのですがまぁそれはさておき。

昔ながらというか、みなさんがイメージされているいわゆる「運命」をまず一度演奏してみました。
ちょっと大げさにやってみましたが、どうも一般的には「それが普通」という認識のようで(笑)・・・。
私は逆に恥ずかしくなってしまいました。

で、いよいよ本編。
アレグロコンブリオでスタートです。

シンフォニーについては、実はあまり覚えていません。
ただ、コンチェルト以上にメンバーのテンションが高く、でも決してこっちは抑えることもせずにガツガツ行きました(笑)。
途中、いろーーーーんな事故が多発しましたが、そういう事ももろともせず、ゆるがずに音楽が進むのは、やっぱりなんといってもベートーヴェンがすごいという事ですね。
あれだけ緻密な楽譜を書いているのに、その緻密さが失われてもちゃんと曲として崩壊しないように出来ている。
指揮をしながら本当に感動していました。

そして、4楽章なんですが、前半は冷静に。
実はリハで「後半再現部で、少しだけテンポを遅めで入って、そこから戻して、あとはアンコールも用意してないわけだから出しきってくださいね」というお話をしてました。


・・・そしたら・・・。
少しどころじゃなく(笑)、なんだかすげー遅く入ってしまいましたよ(笑)。
こういうのを俗に「ヤリスギ」っていうのですね・・・。

だーがしかし、この「ヤリスギ」のおかげで指揮者もメンバーも火が付いた!!!!!
練習では全く考えられなかったくらいのハイテンションで演奏しまくるステージ上。
なんだったんだろうなぁ、あの感覚。
実は再現部に入る前で、みんなの疲れが見えてたんですよ。
弦楽器も管楽器も打楽器も、集中力がそんなに続くわけもなく・・・もう少し緩み始めていたのに。
ところが再現部に入ってからは、まさに「ランナーズハイ」な感覚というか・・・。

そして、ファゴットの「そーどーそーみーれーどそーーーー」に入る前の強音連打で・・・不覚にも泣けてきました。

「じゃんっ!!!!」

最初の音を鳴らした時の、あのなんとも言えない響き!
こんな音がなったことは、これまでのプロジェクトでは一度も無かった。
ちょっと背筋がゾクッ!として、そして涙が出てきました。
強音で感動する、っていうのはあまりない(しかもあそこは泣けるポイントでもないはず)のですが・・・。
でも何人かは同じようにあそこで泣けたそうです(メンバー)。

あの瞬間というか、なんというか、ステージの上には何かが降りてきた、そんな瞬間でした。
貴重な経験・・・。


そして田園っぽさを少し表出したかった箇所に・・・きたんですけど・・・全然田園っぽくならず(笑)。
もうなんかみんな少し違う世界にイッてましたよね(苦笑)。

そしてテンポを速めてコーダへ突入。
そしたらまぁみんなで煽る煽る(笑)!
思わず指揮も煽る煽る(笑)!!!

結局最後は崩壊寸前(笑)!!!!

それでも最後はちゃーーんとまとまり、渾身の力で最後の音を振り切りました!!!!!



指揮棒を上げて、曲が終わった瞬間、ほんの一瞬の間をあけて・・・・


大きな拍手!

そして「ブラボー!!!」の声をいくつもいただきました。


その瞬間、全身の力が抜けて、指揮台の上で一瞬抜け殻になりました(笑)。


なんだかこのあとの事はよく覚えていません。
とにもかくにも「終わったんだなー」という事だけしか頭になく、ちょっとしてから「ってか1000人くらい入るホールに300人も来てない状況で、3人くらいの人からブラボーをもらえる、って、なんか凄い事かも????」と思ったりして。
本質と違う事ばかりが頭の中をめぐっていました。

終演後に何人かの方とお話ができましたが、みなさん一様に「素晴らしかった」と言ってくださったのですが、あまりに自分の中が空っぽで、なんとお答えしたのかも覚えておりません。
失礼がなかったら良いのですが・・・。

そのあと、後片付けしたり、家に帰ったり、打ち上げでたり、といろいろあったはずなのですが、なんというか、そういう事もあまりよく覚えていなかったりする(というか、思い出せない)状況でして。
すっかり腑抜け人間が出来上がったのでした。


終わってからも反響があり、メールには「本当に良かった!」とかいろいろとメールをいただきます。
お電話までわざわざ頂きました。
ありがたい事です。


・・・といつまでも余韻に浸っているわけにはいかず、「次」の事を考えないとなー。

という事で、今回ベトプロのことについてはここで一旦打ち止め。
皆様本当にありがとうございました!!!!

posted by ぎじん at 12:47| 岩手 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月08日

ベトプロ演奏会終了!

昨日、ベートーヴェン・プロジェクトの第5回演奏会が終了しました。

いやー、つかれた(笑)!!!!
今朝起きてみたら全身筋肉痛です(笑)。
そんなに力入ってたんだなー(単純に「振りすぎ」です)。


それにしても、自分で言うのもなんですが「名演」だったと思います。
細かいキズというか、間違いというか、いろんな事が起きたという意味では多分一番それが多かった演奏会だったと思いますし、正直前日までは「あ、こりゃ今年は崩壊するかも???」とすら思ってました。

でも(指揮者の思い込みかもしれないですけど)そういうのが気にならないというか、今思い出そうと思っても出てこないくらい、演奏中は「楽しかった!」し「感動した!」という思いしか出てきません。

皇帝の一楽章で泣けてきて、運命の4楽章、終結部に入る前(ファゴットが入ってくる前)の強音連打で急に泣けてきて。

あぁ、このままもう終わってしまうのか・・・もっとやっていたかったなぁ、と最後の音に向かうのが本当に惜しくなる、そんな貴重な体験をさせてもらいました。
なかなかそれが客席に伝わりにくい(というか最後は崩壊寸前までいきましたからwww)という事はありますが、少なくとも私は一人で興奮&感動していました。

音楽をやっていて本当に、本当によかった!!!!



ホルンのSさんが以前おっしゃってましたが、とにもかくにも「このオケはリハの回数じゃなくて本番の回数で進化していくのだなあ」。

メンバーが完全に固定化されているわけじゃなく、言ってしまえば「毎年一発オケ状態」でして、今年はじめまして(っていうか演奏会当日に「はじめまして!」状態)の人もいる、という、まぁ悪い言い方をすれば「寄せ集め」オケなわけです。
にも関わらず、ちゃんと本番の回数を重ねていきながら進化していく、というのはとても不思議な感覚です。


まだ気持ちが落ち着いていないというか、なんと書いたらいいのかが全然まとまりません。
もう少し冷静な気持ちになってからちゃんと書こうと思います>感想


あんな素晴らしい曲を残してくれたベートーヴェンに感謝。
そしてそれを聴きにきてくださったお客様に感謝。
なによりこんな拙いど素人な指揮にあわせてくれたメンバーのみなさんに感謝。


今日の仕事、ちゃんと出来るんだろうか(苦笑)・・・。
posted by ぎじん at 07:07| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 所属団体ネタ(WTB、ベトプロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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